コンビニスイーツ探求家・Mr.ポマードが、とっておきのコンビニスイーツをご紹介する連載第295回目は、山梨が誇る、今も生きる有形文化財である桔梗屋さんとコラボレーションした「どらもっち」【どらもっち 桔梗信玄餅】です。
桔梗屋さん
私がよく知っていたのはJR東日本さんでよく売っていたからです。それもそのはず、「桔梗信玄生プリン」は、国土交通省観光庁後援 おみやげグランプリ2015 フード・ドリンク部門 グランプリ 受賞、その他の和スイーツでも様々な賞をいただいており、まさに日本生粋の生きる伝説スイーツ屋さんです。桔梗信玄餅と信玄餅は別モノであり、桔梗屋さんしか付けられない名称でもあります。桔梗信玄餅は昭和43年に大ヒットし、2023年現在も愛され続ける和スイーツです。今回はその生きる伝説スイーツの「桔梗信玄餅」が「どらもっち」にインされています。サッカーでいうならキング・カズ選手と三笘薫選手のコラボみたいなものです。ものすごいですよね!さっそくいただきました。
ローソン どらもっち 桔梗信玄餅 ¥218
構成
桔梗信玄餅
きな粉生クリーム
どらもっち生地
評価
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見た目は通常の「どらもっち」と何ひとつ変わりありません。どらもっち選手権をされたら、食べるまで絶対わからないクォリティの「どらもっち」です。持った重さでしか判別はつかない現代の和スイーツどらもっちに、大御所・桔梗信玄餅が中に入っています。歴史を知ると、少し恐怖感も覚えます。
それではひと口、いただきます。おぉぉお!今までにないおいしさが一気に浸透します。その秘密は、きな粉クリーム。きな粉クリームとホイップの甘さと渋味の均衡のすばらしさを食べてみると実感します。きな粉の決め細かい味わいが、ホイップに見事に融合しています。丁寧に作られたおいしさ。さらに桔梗信玄が真ん中にあり、ひんやりし、少し切ないような甘さに思わず目を瞑ります。おいしい。期間限定でまた登場してほしいおいしさです!
まとめ
【どらもっち 桔梗信玄餅】は、和菓子の骨の髄まで知り尽くした桔梗屋さんのDNAが入ったどらもっちです。
→価格は通常どらもっちと変わらない嬉しさ
→桔梗屋さんでしかできないだろうきな粉と生クリームの神バランスされた融合
→桔梗信玄餅のもちもちとどらもっちのもちもちにのる「ダブルもちもち」
→切ない甘さの桔梗信玄餅が昭和43年にあったなんて…と驚くおいしさ
ぜひ手に取ってみてください。